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注意情報

特殊詐欺被害警報を発令しました!

更新:2025/3/28(金) 15:51

令和7年3月28日、松山市内(松山東・松山西・松山南警察署管内)において、特殊詐欺の予兆電話を合計12件認知したため、特殊詐欺被害警報を発令しました。 【予兆電話の特徴等】 本日、認知している予兆電話は、主に厚生労働省保健医療局等をかたる男からの電話や自動音声ガイダンスの電話です。男からの電話は、「石川県の〇〇病院で2か月分の睡眠薬が不正に処方されている。」「あなたの保険証を止めないといけなくなる。」「一度に大量の睡眠薬が処方されており違法である。」などというものです。また、自動音声ガイダンスの電話は、厚生労働省からの、「保険に関する緊急のお知らせです。」「保険証が使えなくなります。」などの内容です。 いずれも、電話に出た人を不安にさせた後、警察等の公的機関の職員をかたる犯人が登場し、「あなたの保険証が悪用されている。」「あなたの口座が詐欺グループに悪用されている。」「このままだとあなたも逮捕されるかもしれない。」などと不安にさせてだまし、様々な理由で金銭を要求されるオレオレ詐欺に発展します。 【被害に遭わないためのポイント】 ●「+」や「010」から始まる国際電話番号による特殊詐欺が多発しています。  『国際電話不取扱受付センター』に申込みをすることで、固定電話に国際電話番号からの電話がかからないようにすることができます。  海外と電話をする機会がない方は、発信・着信を無料で休止できます。  【お申込み・お問い合わせ】  『国際電話不取扱受付センター』  電話番号 0120ー210ー364(通話料無料)  取扱時間 オペレータ案内:平日午前9時から午後5時まで、自動音声案内:平日、土日祝24時間 〇公的機関を名乗る不審な電話には注意しましょう。個人情報を聞き出したり、金銭をだまし取ったりする特殊詐欺の可能性があります。 〇特殊詐欺に自動音声ガイダンス電話が悪用されています。自動音声ガイダンスが流れた場合は、最後まで聞かずに電源をすぐに切りましょう。 〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い地元の警察署へ相談してください。 〇キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのパスワード等を他人に教えないようにしましょう。 〇電話でお金の話になれば、詐欺を疑って会話の途中でも電話を切りましょう。 〇詐欺犯人は、「絶対に誰にも言ってはいけない。」と口止めをしてきますが、お金の話は必ず誰かに相談しましょう。 ※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。

情報提供:愛媛県警察本部