愛媛県松山市

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【予兆・携帯電話】警察官をかたるオレオレ詐欺に注意

更新:2025/5/1(木) 17:18

令和7年5月1日、県内において警察官をかたるオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。 【予兆電話の内容等】  令和7年5月1日午前11時50分頃、松山市(松山東署管内)在住の40歳代女性の携帯電話に、「090」から始まる電話番号で、山口県警の警察官を名乗る男から、「マネーロンダリング事件の犯人を調べていると、あなたのカードを持っていたことから、詳しく話を聞かなければならないので、山口県に来てくれますか。」などと電話があり、女性が行けないと答えたところ、LINEのアカウント登録を指示されました。  その後、LINEのビデオ通話で、逮捕状と書かれた紙や警察手帳のようなものを見せられ、「逮捕する。」などと言われました。  さらに、検察官を名乗る者に電話が代わり、話を続けていましたが、不審に思った女性がビデオ通話を切り、松山東署に相談の電話をしたことで被害には遭っていません。 ※この予兆電話は、その後、「犯罪に関与していないことを証明するために、資金調査をする。」「あなた名義の口座はすべて凍結されるので、こちらが用意する口座に預金全額を移動させて。」など様々な理由で金銭を要求されるオレオレ詐欺に発展します。 ◎今回は、県外の警察官を名乗るものでしたが、最近、愛媛県内居住者に対する愛媛県警察を名乗るオレオレ詐欺の電話を多数認知しています。  犯人は、地元の警察官を名乗ることで信用させ、電話を受けた方をだまそうとしています。  警察官を名乗る電話で、「捜査対象になっています。」「出頭してください。」などと言われたら、まずは詐欺を疑ってください。 【被害に遭わないためのポイント】 〇警察官が現金の振込み等を要求することはありません。 〇警察官を装うオレオレ詐欺では、犯人がSNS(LINE等)での連絡を求め、警察手帳や逮捕状のようなものを見せつける事例が確認されていますが、警察官が職務上、SNS(LINE等)のアカウントの交換やビデオ通話を求めることはありません。 〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認し、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。 〇電話の相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。 ※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。  音声を確認して、詐欺の手口を知ってください。   → 【愛媛県警察公式YouTube 富山県警・警視庁の警察官を名乗るオレオレ詐欺の詐欺電話 実際の会話】    https://www.youtube.com/watch?v=2w6jA2h9GnU&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=10

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情報提供:愛媛県警察本部