広島県東広島市

湯崎知事メッセージ「年末年始の帰省自粛を」

緊急

更新:2020/12/11(金) 20:02

広島市内を中心に,県内に感染が急激に拡がっています。 特に広島市の新規感染者の増え方は,ステージ3を超え,ステージ4に近い状況です。 このままでは,県全体で同様の事態に陥り,皆様の命・健康・生活に大きな影響が及ぶ可能性があります。 そこで社会・経済に与える影響を最小限に抑えるため12月12日から1月3日の間,広島市で集中的に対策を行います。 会食と接待を伴う飲食店,職場内での感染が全体の約6割を占めています。 会食や職場でマスクを外して会話をして感染し,それがまた次の感染を引き起こしていると考えられます。 そこで今回は特に,飛沫感染を回避することを目的に,マスク着用の徹底と,やむを得ず外す場合でも,飛沫対策を徹底するための対策を行います。 〇広島市民の皆様, ・3密回避,マスクの着用,手指の消毒など基本的な感染対策を徹底してください。 ・人との接触を避けるため,外出を控えてください。日常生活の買い物,仕事,通院,通学など,必要な外出は 制限しませんが,例えば,洋服や食料などを買う時に2回ではなく,1回でまとめるなど,外出の回数を減らす工夫をお願いします。 ・同居するご家族以外の方との外食は控えてください。 ・お店を選ぶときはパーテーションの設置などの飛沫防止対策を行っているところを利用してください。 もしも,そういった対策が無い場合はマスク会食をしてください。 なお,パーテーションは,同じテーブルでも隣の人との間に設置されている必要があります。 また,お店の利用時は「ひろしまコロナお知らせQR」の登録をお願いします。 〇広島市の飲食店の皆様 ・パーテーション,もしくは1m以上の距離の確保,もしくは,マスク会食を徹底させるといった飛沫対策を行ってください。 ・換気によるマイクロ飛沫対策をしてください。 ・利用者への感染防止対策の徹底をお願いします。 どれもできない場合は休業を要請します。 県では,パーテーション購入に限定して新しく支援制度をつくります。 またサーキュレーターなどの幅広い設備購入のための補助もすでにありますのでご活用いただき,対策を行ってください。 パーテーションの設置のポイントは,同じテーブルの前と両隣を仕切ることです。 特に,隣の人の間の仕切りはテーブルをはみ出るように設置することが有効です。 県では,製造メーカーさんの情報を提供するなど,発注しやすい仕組みを調整していますので後日お知らせします。 〇広島市の事業者の皆様へ 職場の接触を減らすため,事業所ごとに5割の出勤削減をお願いします。 〇全ての県民,事業者の皆様へ ・他の地域への移動,特に感染拡大地域については,時期の変更や,オンラインに切り替えるなど検討してください。県のHPで対象地域をご案内しています。 ・年末の帰省の時期が近づいていますが,感染拡大を早く抑えるためにも感染が拡がっている地域への帰省 そして広島市を発着する帰省は時期の変更などを検討してください。精神的に大きなご負担をおかけすることになりますが,大切な方の命・健康を守るために,どうか,ご理解・ご協力をお願いいたします。 〇県内すべての事業者の皆様へ マスクを外すシーンでの感染事例が多く見られます。今回の集中対策で,パーテーションなどの物理的な対策を今まで以上に支援いたします。 この新たな支援制度の詳細は,後日ご案内しますので,広島市以外の飲食店でも,積極的にご活用をお願いします。 感染拡大が非常に速く,今回の集中対策で,この危機が収まるか予断を許さない状況です。 早く手をうち,これ以上厳しい措置を避けるためにも,広島市内の飲食店の,酒類の提供時間を短縮する要請を検討しています。 それでもこのまま広がり続ければ,もっと厳しい外出自粛要請,施設の利用制限など厳しい措置を取ることになります。 皆様には,大きなご負担をおかけすることになります。 しかしどうか,この危機を乗りこえるため,ご理解・ご協力をお願いいたします。 最後に最前線で治療や感染の抑え込みのため全力で戦って頂いている皆様,それから様々な形で,我々の日常生活を支えてくださっている皆様には 本当に感謝いたします。                                                広島県知事 湯崎英彦

情報提供:広島県

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