
お知らせ
妊孕性(にんようせい)温存療法と温存後生殖補助医療の助成制度をご存じですか?
更新:2024/7/3(水) 12:00
妊孕性(にんようせい)とは、妊娠するための力のことです。
がんなどの治療として、手術や薬物療法、放射線治療などを行うことにより、生殖機能が低下したり、失われたりすることがあります。
そのため、「妊孕性温存療法」(がん治療の前に胚(受精卵)、卵子、卵巣組織、精子を凍結保存すること。)を行うことで、将来子どもを持つ可能性を残すことができます。
また、妊孕性が低下する前に凍結保存を行った胚(受精卵)、未受精卵子、卵巣組織、精子を使用して妊娠を目指す治療を「温存後生殖補助医療」といいます。
茨城県では、これらの治療で医療保険が適用されない費用の一部について、小児・思春期・若年がん患者の負担軽減のため、「妊孕性温存療法助成事業」と「温存後生殖補助医療助成事業」として、公益社団法人茨城県看護協会の「いばらき みんなのがん相談室」に委託し、助成金を交付しています。
助成の要件などについて詳しくは、県ホームページをご覧ください。
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/sogo/yobo/cancergrop/ninyousei.html
がん治療を行う予定の43歳未満の方で、妊孕性温存療法について知りたい方は、まず、がん治療担当医師か生殖医療専門医にご相談ください。
助成金の申請先は、公益社団法人茨城県看護協会の「いばらき みんなのがん相談室」です。詳しくは、いばらき みんなのがん相談室のホームページもご覧ください。
https://www.ina.or.jp/archives/36449
<問い合わせ先>
公益社団法人茨城県看護協会 いばらき みんなのがん相談室
電話:029-222-1219
情報提供:茨城県