
お知らせ
「ケアラー」「ヤングケアラー」について、知る、気づく、寄り添うために
更新:2025/3/2(日) 14:00
「ケアラー」とは、高齢、障害、病気などの理由で援助を必要としている家族や身近な人に対して、無償で介護、看護、日常生活上の世話を行っている人のことです。
「ヤングケアラー」とは、家族や身近な人の介護や日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者のことです。
ケアラー・ヤングケアラーは、家庭内の問題と捉えられ、ご自身も家族の世話をするのは当たり前と考えることが多いため、周囲から気づかれにくいのが現状です。
ケアラー・ヤングケアラーはこんな方です(例)
<ケアラー>
・障害のある子どもの子育て、障害のある人の介護をしている。
・高齢の親の介護や病気の子どもの看病をしながら、仕事もしている。
・精神疾患や引きこもりの家族に対応している。
<ヤングケアラー>
・病気や障害のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている。
・親の代わりに、幼いきょうだいの世話をしている。
・家族が働けない(働かない)ため、家計を助けるためにアルバイト等をしている。
ケアラー・ヤングケアラーは、こんな悩みを抱えることが多いです。
・ケアの負担が重くて心身共につらい。
・家族のケアと仕事の両立で悩んでいる。
・自分の時間が取れない。
・学習や友達と過ごす時間がない。
・将来の進路が限られてしまう。 等々
ご自分がケアラー・ヤングケアラーかもと思ったあなたへ
自分の気持ち、悩みを周りに話してみてください。
一人で抱え込まずに、周りに頼ってください。
身近にいるあの人はケアラー・ヤングケアラーかもと思ったあなたへ
話を少し聴いてあげるだけでも支えになります。
相手の気持ちを大切にしつつ、相談窓口を教えてあげることも助けになります。
<ケアラー・ヤングケアラーの相談窓口等について>
県内各市町村のケアラー・ヤングケアラーの相談担当課を一覧で掲載しています。
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/fukushi/chiiki/carer/c-yc/soudan.html
<ヤングケアラー向け>
24時間子供SOSダイヤル(文部科学省)
0120-0-78310(無料)
https://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
こどもの人権110番(法務省)
0120-007-110(無料)
https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html
問い合わせ先:茨城県福祉部福祉政策課
地域福祉グループ 電話:029-301-3157
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/fukushi/chiiki/carer/c-yc/carer_youngcarer.html
情報提供:茨城県