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境町アートプロジェクト企画展「対岸の窓 小谷里奈 小川遥 二人展」

更新:2025/5/1(木) 9:08

境町主催、境町アートプロジェクトによる企画展のお知らせです。 境町アートプロジェクト企画展 「対岸の窓 小谷里奈 小川遥 二人展」 会 場:S-Gallery粛粲寶美術館     茨城県猿島郡境町1455-1 期 間:2025年5月14日(水)~6月22日(日) 入館料:330円 休館日:月曜日・火曜日 「絵画」といっても、様々な表現があります。油絵、水彩画、アクリル、テンペラ、墨絵・・・ その中でも、「岩絵具」という岩石や鉱石を砕いた顔料を、膠(にかわ)で溶いて描かれるものを「日本画」といいます。 今企画では、その日本画で現在活躍している作家、小谷里奈と小川遥を紹介いたします。 「観る」「眺める」という、多くの方が日常的におこなう行為について、考えたことはあるでしょうか?目が開いていれば、当たり前のようにある「見える」という状況。 しかし、それは各々とても個人的な行為で、ひとりひとり「観えて」いるものは大きく異なります。例えば同じ森の景色でも、材木屋と自然学者と画家では捉えている情報が全く異なります。 その中で、画家はその目に写る現象を画面の上に再現しているので、その「観たもの」「眺めたもの」を私たち他者と共有できる面白い存在だと思います。 画家の目を窓にして、誰かの眺めの一端を垣間みていただきたいです。(境町アートプロジェクト) 作品はどんな方法でも批評可能です。 それは人はあらゆる視座に立つことが可能であるためです。 そして、作品の自立はあり得ないからこそ、お互いの視点を批評しあえる作品を同空間に並べることが重要で、互いに見えていなかった視座を補完し合うと考えます。 小谷里奈の作品は、点描という方法で線に対する疑問を呈します。 小川遥の作品は、光の反射の差異のみを利用する方法で、色彩に対する疑問を呈します。 批評と共感のどちらをも包摂し、鑑賞される方の感性を満たす展示空間を目指しました。 是非多くの方にご覧頂きたいです。(小谷里奈・小川遥) 【お問い合わせ】 境町役場 まちづくり推進課 TEL:0280-81-1314    https://www.town.ibaraki-sakai.lg.jp/page/page003746.html

情報提供:境町