新潟県新潟市秋葉区

新潟市は、首都圏などからの企業誘致を積極的に進めており、R5年度のIT企業の誘致件数は1月末時点で21件（R4年度：16件）と、年々増加しています。そんな企業進出が進む背景とポイントをお伝えします！ 1.まちづくりの転換期 現在、約60年ぶりとなる新潟駅のリニューアル工事が進み、駅周辺の街並みが変わりつつあります。また、新潟駅周辺から古町までのエリアが都市再生緊急整備地域に指定されたことで、大型ビルの建設がしやすくなりました。 都心エリアが大きく生まれ変わろうとするこの流れを好機と捉えて、若者にとって魅力的な雇用の場の創出に積極的に取り組んでいます。 2.ビルの建設と進出企業への手厚い補助 これまで、新潟市のオフィスビルは築年数の古い建物が多く、企業の要望に合う物件が少ない状況でした。そのため、高機能オフィスフロアの整備に補助金を出し、都心エリアに機能性の高い新しいオフィスビルの建設を促しています。 同時に、政令市トップレベルの補助制度を用意し、県と連携しながら企業の誘致活動にも力を入れ始めました。「ビルの入居先がすぐに決まるからまた新しいビルを建てよう」というまちづくりの好循環を作り出すことを目指しています。 3.雇用をつくり、新潟の経済を活性化 進出企業が増えると、魅力的な雇用の場や新潟市への新しい人の流れができ、若者の流出抑制やU・Iターンにつながる効果があります。 今後は、進出企業と地元企業との協業や教育機関との連携、企業のデジタル化やDX支援などを進め、新潟発の新技術・新商品の開発などを促していきます。 ▼市報にいがた3月3日号には、進出企業からの生の声などを掲載しています。ぜひご覧ください！ https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/kohoshi/shiho/index.html