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新潟県新潟市南区
呼びかけ
【冬に多い高齢者の事故】餅での窒息・入浴中の事故に注意
更新:2024/11/18(月) 11:55
冬は餅での窒息やヒートショックなど、特に高齢者の事故が多い季節です。
事故を予防し、発生した時は慌てずに冷静に対処しましょう。また、万一に備え、応急手当を学びましょう。
意識がない時や普段と様子が違う時は、ためらわずに119番通報してください。
【餅での窒息】
食事中にむせやすい方や、噛む力・飲み込む力が弱い方がつまりやすいです。
○防ぐポイント
よく噛み、飲み込みやすい大きさにしましょう。
もし詰まった場合は、手のひらの付け根で肩甲骨の間を強く叩く「背部叩打法」や、後ろから腹部へ手を回し、へその少し上を手前上方へ圧迫する「腹部突き上げ法」で応急手当をしましょう。
反応や呼吸がない場合、または判断に迷う時は「胸骨圧迫」を行ってください。
【入浴中の事故】
急激な温度変化により血圧が変動することで「ヒートショック」という健康被害が起こります。
失神や心筋梗塞、脳卒中などを引き起こし、新潟市内で毎年100名以上が亡くなっています。
熱い湯や長湯が好きな方、高血圧や糖尿病、不整脈などの持病がある方はなりやすいです。
○防ぐポイント
・空調やふろのフタを開けて浴室や脱衣所を温める
・湯温を41度以下にする
・食後や飲酒後、服薬後すぐの入浴は避ける
・入浴前に水分補給をする
もし、起こった場合は、浴槽から引き上げて横に寝かせましょう。引き上げることができなければ、溺れないように体を支えるか、浴槽の栓を抜きましょう。
【問い合わせ】消防局救急課(025-288-3260)
情報提供:新潟市