2022年版初めての方でも流れがわかる

確定申告まとめ

最終更新日:2022年1月18日

その年の1月1日から12月31日までの所得に対する税金などを計算し税務署に申告することを「確定申告」といいます。
このページでは、確定申告をすると税金が戻ってくるケースの紹介や、確定申告の流れを3つのステップに分けて解説します。

確定申告まとめ

税金が戻る還付申告、税金を納める申告

税金が戻る還付申告の主なケース

確定申告書の提出義務がない人でも、還付申告を行うことで納め過ぎた税金が戻る場合があります。会社員であっても年末調整では処理されない控除も存在するので、まずは自分が対象かチェックをしましょう。

税金が戻る還付申告のケース
  • 年間の医療費10万円を超えた
    (年間の所得が200万円未満の場合は所得の5%を超えるとき)
  • 対象となるスイッチOTC医薬品を12000円以上購入した
  • 寄付ふるさと納税をした
  • 住宅ローンを組んだ、増築・修復などの工事をした
  • 退職して年末までに再就職をしていない
  • 自然災害や火事、盗難などで家や家財に被害を受けた
  • 株式やFXなどで売却損があった
  • 会社員で年末調整の際に保険料控除の申告をし忘れた

税金を納める申告の主なケース

一定の所得があった場合は、確定申告をする義務があり、原則として確定申告をして納税する必要があります。確定申告が必要なのに期限内に申告しなかった場合はペナルティが発生する場合もあります。

税金を納める申告の主なケース
  • 個人事業主(自営業者やフリーランス)
  • 不動産所得がある。または不動産を売却して利益が出た
  • 給与の年間収入金額が2000万円を超えている
  • 給与を受けている人で、副業などの所得の金額の合計額が20万円を超えている
  • 2か所以上から給与を受け取っていて、年末調整を行わない側の収入額が20万円を超えている
  • 公的年金等の収入金額が400万円を超えている人、または公的年金等以外の所得(給与や不動産収入など)が年間20万円を超えている
  • 年の途中で退職した人(年末調整を受けていない)
  • 退職金を受け取って「退職所得の受給に関する申告書」を提出していない

確定申告書の作成と提出の流れ

確定申告書の作成と提出の流れ

Step1. 必要な書類を準備する

マイナンバーカード、
または通知カード+
本人確認書類など

確定申告する項目に応じた書類

(領収書、寄付金受領証明書、医療費の通知書 など)

+
給与所得者・公的年金受給者の場合
対象期間の源泉徴収票
個人事業主の場合
簡易帳簿(青色申告の場合は総勘定元帳 など)
還付金がある場合
還付金受取用口座番号(ご本人名義)

Step2. 申告書を作成する

ネットの「確定申告書等作成コーナー」で作成する

国税庁「確定申告書等作成コーナー」 外部リンク では、自宅のパソコンやスマートフォンで画面に従って入力していくだけで、自動的に申告書等の作成ができ、さらに「e-Tax」を利用するとそのまま送信(提出)することができます。作成した申告書を紙に印刷して郵送することもできます。

ネットの「確定申告書等作成コーナー」で作成する

手書きで作成する

手書きで申告書を作成する場合は、書類を手に入れる必要があります。国税庁のホームページでダウンロードして印刷するか、最寄りの税務署で配布されているものを入手してください。 国税庁「確定申告書ダウンロードのページ」 外部リンク

手書きで作成する

Step3. 確定申告書を提出する

e-Taxで提出する

ID・パスワード方式
ID・パスワード方式
税務署でID・パスワードを発行

税務署でID・パスワードを発行

職員と対面による本人確認が必要になります。運転免許証などの本人確認書類を持参の上、税務署で申請しましょう。

マイナンバーカード、マイナンバーカード読取対応のスマートフォン・ICカードリーダライタは不要です。

マイナンバーカード方式
マイナンバーカード方式
マイナンバーカードとスマートフォン又はICカードリーダライタを用意

マイナンバーカードとスマートフォン又はICカードリーダライタを用意

マイナンバーカードを読み込みe-Taxを利用

マイナンバーカードを読み込みe-Taxを利用

スマートフォンの場合はマイナンバーカード読み取りに対応している必要があります。詳しくは、下記ページでご確認ください。

国税庁「パソコンとスマホでe-Tax!マイナンバーカードをスマホで読み取り」 外部リンク

郵送する

手書きで作成した申告書、または「確定申告書等作成コーナー」の申告書を印刷

手書きで作成した申告書、または「確定申告書等作成コーナー」の申告書を印刷

所轄の税務署に郵送して提出

所轄の税務署に郵送して提出

控えを希望する場合は、返信用封筒(自分の宛名住所を記入の上、必要な額の切手を貼る)を同封すれば、「収受日付印」を押され税務署から返送されます。
郵送は確定申告期限日の当日消印まで有効です。

確定申告書は「信書」にあたります。宅配便や、ゆうパック、ゆうメール等では送付できないことに注意してください。

利用できる方法 利用できる方法
郵便(第一種)
信書便
レターパックプラス
レターパックライト など
利用できない方法 利用できない方法
宅配便
ゆうメール
ゆうパック
ゆうパケット など
国税庁「税務署の所在地などを知りたい方」 外部リンク

税務署に持参する

手書きで作成した申告書、または「確定申告書等作成コーナー」の申告書を印刷

手書きで作成した申告書、または「確定申告書等作成コーナー」の申告書を印刷

所轄の税務署に持参

所轄の税務署に持参

確定申告のスケジュール

確定申告のスケジュール

よくある質問

  • A.
    控除は一定の金額を差し引くことで、還付は払いすぎていたものが戻ることです。お金が戻るという意味合いでいうと還付がそれにあたり、控除は支払う税金の額がその分減ります。
  • A.
    納税の必要があったのに確定申告を期限内に行わなかった場合は、延滞税や無申告加算税など金銭的なペナルティが課される可能性があります。期間内にかならず終わらせるようにしましょう。
  • A.
    会社員であれば勤め先の年末調整という形で申告・納税はされるので、任意となります。ただ、医療費控除、寄附金控除、雑損控除は年末調整では計算されませんから、これらの場合は確定申告をした方がお得です。また、副収入があったり住宅ローン控除の手続きで確定申告が必要な場合もありますので、自身が該当するかどうかは知っておきましょう。
  • A.
    e-Taxはオンラインで申告や納税などの手続ができるシステムです。 国税庁ホームページの「 確定申告書等作成コーナー外部リンク 」で申告書を作成し、それをe-Taxで提出すればすべてオンラインで手続きが完了します。
  • A.
    オンラインでの申告書提出は、e-Taxにて行います。e-Taxの利用にはマイナンバーカードか、税務署で発行したID・パスワードが必要です。
  • A.
    確定申告で不明な点があった場合は、税務署へ相談してみるとよいでしょう。税務署では直接相談はもちろん、電話での相談もできます(来署での相談時は電話予約が必要)。また、確定申告期には役場に相談窓口が設置されることもあるので、そちらで聞くこともできます。有料にはなりますが、プロの税理士に相談するというのも手です。 また、国税庁ホームページの 確定申告特集外部リンクタックスアンサー外部リンクには詳しい解説が載っています。 Q&A外部リンクチャットボット外部リンク など困りごとを解決してくれるものも種々あるので、一度は確認してみるのがオススメです。