千葉県一宮町

緊急

知事からのメッセージ:緊急事態宣言の発令について(7月30日)

更新:2021/7/30(金) 21:52

○現状認識 <感染状況> ・直近7日間平均は新規感染者数は、約486人となっており、前の週と比較すると、1.78、78%の増加です。 ・本日は過去最多の753人となりました。 ・爆発的な増加のスピードであり、最大限の危機感を持っています。 ・直近7日間合計の10万人当たり新規感染者数は約54人です。医療圏で見ると、東京都に近い圏域の方が高い水準にありますが、ほかの圏域でも上昇しています。 <病床稼働率> ・病床稼働率ですが、全体としては、昨日時点において48.5%、重症者用病床の稼働率は、26.7%です。 ・人工呼吸器や酸素投与が必要とされるなど、入院治療が必須となる中等症以上の患者の増加により、確保病床の稼働率が上昇しています。 ◎対策本部会議の内容について ・本日の対策本部会議では、国の緊急事態宣言の発令を踏まえ、千葉県の緊急事態措置の内容について、協議しました。 ・期間は8月2日から8月31日まで。 ・対象地域は県全域。 ・これまでの措置との主な違い。  ・飲食店等での酒類の提供は停止。  ・カラオケ設備については、これまでは、飲食をメインとしているお店での使用を自粛していただいていましたが、緊急事態措置においては、全面的に使用停止となります。  ・飲食店を含む商業施設の営業時間は、全県域で、イベント開催時を除いて20時までとします。 ○協力金について ・営業時間短縮など県の要請に応じていただいた事業者には、飲食店では売上げの規模に応じて4万円から10万円など、大規模施設等では、面積に応じた協力金を引き続き支給します。 ・要請に協力いただけていない飲食店を運営する事業者に対しては、見回りを繰り返し行っていきます。 ・協力金の迅速な支給を行うともに、認証制度を着実に実施します。 ○緊急事態宣言の発令に伴う県の主な取組等について ・緊急事態宣言が発令された現在の状況に鑑み、県として市町村や関係団体と協力しながら、これからご説明する取組に全力で取り組んでまいります。 ・普及啓発 県民の皆様に感染拡大防止にご協力いただけるよう、年代に応じたメッセージの発信強化や、緊急事態宣言の解除の目安など、出口の展望をお示ししながらの広報等を、市町村や関係団体などと連携して行っていきます。 ・医療提供体制の強化 自宅療養者の体調急変時の医療提供体制の確保や、新たな宿泊療養施設の確保に向けて検討を進めるとともに、ワクチン接種について、市町村による一般接種の支援のほか、ワクチンの供給状況等を踏まえた上で、集団接種の実施についても検討していきます。 ・保健所の負担軽減のための業務の見直し このところの急激な感染者の増加に伴い、保健所の業務がひっ迫していることから、疫学調査対象の優先化や、業務の一部停止や縮小、本庁への業務の一部集約化などを行います。 ・経済界への要請 テレワークの徹底や、休暇取得、勤務時間の分散について要請していきます。 ・子どもの安全安心対策 各種大会などの校外での活動や、宿泊体験学習などの学校行事など、教育活動の機会確保のための方策を推進することとし、具体的な支援策を検討します。 ○フェーズ4への移行 ・今後、重症患者や中等症患者など入院患者の状態等を総合的に勘案し、必要と判断した場合には、フェーズ4に移行することを決定しました。フェーズ4は、新型コロナ対応のために、一般医療や救急医療の大幅な抑制が必要になってくるフェーズです。 ・すなわち、あなたが、交通事故などで重傷を負った場合や、脳卒中や心筋梗塞などの死に至ることもある急病にかかった場合に、最善の医療が受けられない可能性も出てきます。 ・県民の皆様には、どうかこの状況を御理解いただき、フェーズ4へ移行せざるを得なかった場合でも、その期間をできるだけ短くできるよう、感染防止対策に御協力をお願いします。 ○県民へのメッセージ ・いま、起きている感染爆発は、これまで経験したことのない規模です。 ・繰り返しになりますが、フェーズ4は命に係わる疾病や事故に最善の医療を提供できない可能性も出てきます。 ・感染を防ぐためには、とにかく一人ひとりの感染防止行動が必要です。 ・重症化リスクの高い方が、ワクチンの接種を終えた頃に、出口が見えてくると考えるので、今しばらく御協力をお願いします。 ・今回変更された、国の基本的対処方針でも、出口に関して「今後の見通しについて、検討を進める」とされました。私たちが要望したことで、国の検討も加速していくと考えます。 ・本当に、最後の我慢の期間とできるよう、8月31日まで御協力をお願いします。 https://youtu.be/hJoXoygFd_g

情報提供:千葉県