愛媛県伊予市

伊予署管内で、還付金詐欺の予兆電話を２件認知しました。 【予兆電話の内容】 　令和６年４月１５日午前１０時頃、伊予郡松前町在住の７０歳代男性方の固定電話に、町役場職員を名乗る男から、「累積保険料の還付金があります。還付金は、平成２５年から平成３０年までの５年間で、３万５，４００円です。申請期間は過ぎていますが、申し込む人が少なかったので、期間を延長しています。後ほど、金融機関の職員が電話しますので、対応してください。」などと電話があり、その１５分後、金融機関職員を名乗る男から電話がありましたが、男性が詐欺だと気付き、還付金を断わると伝えたところ、相手が電話を切ったため、被害には遭っていません。 　また、同日午前１１時頃にも、伊予郡松前町在住の７０歳代女性方の固定電話に、町役場職員を名乗る男から、「保険料の払戻しがあります。」などと電話があり、その１０分後、金融機関職員を名乗る男から、「近くのコンビニに行ってください。コンビニに着けば、店に入らず、店外で待機してください。」などと言われ、不審に思った女性が町役場に相談したことで、被害には遭っていません。 【被害に遭わないためのポイント】 〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。 〇市役所・役場などの官公庁や金融機関の職員を名乗っていても、信用してはいけません。 〇電話でお金の話になれば、一旦電話を切って、誰かに相談しましょう。 〇携帯電話で通話しながらＡＴＭを操作している人を見かけたら、勇気ある声掛けをお願いします。