愛媛県四国中央市

令和７年４月１日、四国中央市内において警察官をかたるオレオレ詐欺の予兆電話を２件認知しました。 【予兆電話の内容等】 １件目は、２０歳代女性の携帯電話に、「＋（プラス）」で始まり「０１１０」で終わる電話番号から、男の声で、「山口県警察です。犯罪グループの被疑者を逮捕したところ、あなたの〇〇銀行のキャッシュカードを持っていました。このまま電話を切ればあなたは容疑者になります。」などと言われましたが、電話を繋いだまま他の人に相談をしたため、相手が電話を切り、被害に遭っていません。 ２件目は、５０歳代男性の携帯電話に、１件目と同様に「＋（プラス）」で始まり「０１１０」で終わる電話番号から、男の声で「大阪府警察生活安全部です。特殊詐欺の事件に関して協力してほしいです。守秘義務があるので周りの人に相談してはいけません。」などと電話がありましたが、男性が詐欺だと勘づいたことで被害には遭っていません。 ※これらの予兆電話は、その後、相手方から、「ＳＮＳのビデオ通話を使って取調べをするので、アカウントを登録してください。」「犯罪に関与していないことを証明するために、資金調査をします。」「あなた名義の口座はすべて凍結されるので、こちらが用意する口座に預金全額を移動させてください。」などと言われ様々な理由で金銭を要求されるオレオレ詐欺に発展します。 【被害に遭わないためのポイント】 〇　「＋」や「０１０」から始まる番号は、国際電話番号です。 　国際電話番号による特殊詐欺が多発しています。このような表示の電話には出ない、かけ直さないようご注意ください。 〇　全国の警察機関で使われている末尾が「０１１０」の電話番号からの警察官をかたるオレオレ詐欺の電話が増加しています。 　犯人は、警察からの電話だと信用させるため、末尾が「０１１０」の電話番号を使って電話をかけてきているので、注意してください。 〇　警察官が職務上、ＳＮＳのアカウント交換を求めたり、ビデオ通話で取調べを受けるように要求することはありません。 〇　警察官が調査名目や口座凍結回避名目等で現金の振込み等を要求することはありません。 〇　電話の相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。