ワクチン接種証明書の交付申請

全国共通の情報を表示しています
「申請する方法」で地域を選択すると、オンライン申請の可能な自治体を確認できます。
各自治体のページでは、主にオンライン申請の詳細を確認できます。
対象となる人
国内でコロナワクチンを接種済みの方が対象です。
以前は海外への渡航予定がある方のみが対象でしたが、現在は国内で使用するための証明書の取得も可能です。
内容
目次
1. ワクチン接種証明書とは
2. ワクチン接種証明書の取得方法
3. 接種証明書アプリ
4. 紙の証明書交付(市区町村へ申請)
5. 紙の証明書交付(コンビニ交付)
1. ワクチン接種証明書とは
ワクチン接種済みであることを証明するもので、ワクチンパスポートとも呼ばれます。
国が発行するワクチン接種証明書には「海外渡航用」と「国内用」があります。どちらも、申請による紙での交付と、専用のスマホアプリによって手元で表示する方法に対応しています。(ただし、アプリの利用にはマイナンバーカードが必要です)
また、国内の用途においては、これらの証明書を改めて取得しなくても、接種会場で受け取る「接種済証」も接種証明として有効とされています。
海外渡航用
外国との往来の際にワクチン接種を証明するためのものです。
入国の際にワクチン接種証明書を示すことで、隔離などの防疫措置が軽減される場合があります。詳細は、渡航先政府のサイト等をご確認ください。
国内用
国内で接種証明が必要になるのは、次のような場面です。
- 旅行支援の割引施策を利用する際(全国旅行支援、県民割など)
- 自治体や企業によるワクチン接種に対する特典が提供される際
接種済証(国内用)
ワクチン接種の際に接種会場で発行される「接種済証」も、国内では接種証明として有効とされていることが一般的です。
接種済証の見本
画像引用元:厚生労働省「コロナワクチンナビ」
1,2回目のワクチン接種の際は、接種券と接種済証が一体となっていました。この右端の部分に、会場で接種記録のシールを貼り付けたものが有効な接種済証です。
3,4回目のワクチン接種では、接種券と一体ではなく、別の用紙となります。接種済証の用紙は、接種券(予診票)と一緒に送付されます。接種の際にこちらも持参する必要があります。
接種済証を紛失された方は、市区町村への手続きで再発行が可能です。
また、医療従事者など一部の方には、接種済証の代わりに「接種記録書」が発行されている場合があります。こちらも接種記録として同等に利用可能です。
2. ワクチン接種証明書の取得方法
取得方法の概要
ワクチン接種証明書の取得方法には、専用のスマホアプリ上に取得・表示する方法と、紙の証明書を取得する方法があります。
紙の証明書を取得する方法には、市区町村に対して窓口やオンラインで申請する方法と、コンビニエンスストアのマルチコピー機で取得する方法(コンビニ交付)があります。
これらのうち、スマホアプリまたはコンビニ交付を利用するにはマイナンバーカードが必要です。
3. 接種証明書アプリ
接種証明書アプリは2021年12月20日に公開されました。
アプリの利用にはマイナンバーカードと、マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォンが必要です。
アプリでできること
アプリ上の手続きで、アプリ上に接種証明書が発行されます。証明が必要な場面では、アプリの画面上に証明書を表示して提示します。
発行の手続きをする際に、マイナンバーカードの読み取りが必要です。海外渡航用の場合は、パスポートの写真撮影も必要です。
一度発行をすれば、証明書を提示する際にはマイナンバーカードは必要ありません。
1つのアプリ上で海外渡航用と国内用のそれぞれを発行し、必要な方を表示できます。
接種証明書の発行方法
画面の説明に沿って、比較的簡単に発行可能です。手順の流れは以下の通りです。
- 「接種証明書を発行・追加する」を選択
- 国内用または海外渡航用の必要な方を選択
- マイナンバーカードの読み取り、海外渡航用の場合はパスポートを写真撮影
以上のステップで、その場でアプリに接種証明書が発行されます。
アプリのダウンロード先や詳しい説明は、デジタル庁「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」をご確認ください。
4. 紙の証明書交付(市区町村へ申請)
お住まいの市区町村に申請して、紙の証明書の交付を受けることができます。
以前は海外渡航用のみ申請可能でしたが、アプリの公開に合わせて国内用の申請も可能になりました。
必要書類
- 申請書(市区町村ごとの書式)
- 接種券番号が分かるもの、またはマイナンバーが分かるもの
- パスポート(海外渡航用の場合)
- 本人確認書類(国内用の場合)
接種券番号が分かるものには、使用済みの接種券や、接種済証があります。
申請方法
住所地の市区町村に対して、窓口、郵送またはオンラインでの申請を行います。原則として郵送での申請を求める市区町村もあります。
申請から発行までは、1週間から10日程度かかると説明している市区町村が多いです。
郵送で申請する場合の注意点
証明書を返送するために、申請の際に返信用封筒の同封が必要とされることが一般的です。
返信用封筒には、返信先の住所を記入し、ご自身で用意した切手を貼り付けた上で提出します。
オンラインで申請する場合の注意点
オンラインでの申請に対応した自治体の場合、証明書の受け取り方法は窓口か郵送を選べる場合があります。
郵送で受け取る場合、申請をした後に、返信用封筒の役所への送付が必要になることがあります。
手続き方法の詳細は、お住まいの市区町村のホームページなどをご確認ください。
5. 紙の証明書交付(コンビニ交付)
コンビニエンスストアのマルチコピー機などで、接種証明書の取得が可能です。
利用の際にマイナンバーカードが必要です。また、1枚につき120円の手数料が必要です。
全国チェーンのコンビニでは、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどで利用可能です。
全国で約1500の市区町村と、大半の市区町村で利用可能です。
対応する市区町村やコンビニの詳細は、厚労省の以下の情報をご確認ください。
申請する方法
この手続きは役所・役場の窓口以外に、スマホからもオンラインで申請できます。

スマホから手続きの申請をする
申請する自治体を選んでください。
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参照先
最終更新日:
※Photo by Aflo
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