国民健康保険の概要と加入届
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国民健康保険は、職場や組合の健康保険に加入しない方を対象にした、市区町村が運用する健康保険です。保険料は同一世帯の被保険者の人数や被保険者ごとの所得、各市区町村が定める保険料率によって決まります。
対象となる人
職場や組合などの健康保険に加入していないすべての人が対象で、主に自営業や、パート・アルバイトの方などが含まれます。
ただし、75歳以上の方は後期高齢者医療制度に移行するため対象外です。また、生活保護を受けている方も、医療費の自己負担がなくなるため対象外です。
内容
目次
1. 国民健康保険の概要
2. 保険料について
3. 加入届について
4. 脱退届について
1. 国民健康保険の概要
日本では「国民皆保険」と呼ばれる考え方で、すべての方に健康保険(医療保険)への加入が義務付けられています。
国民健康保険は、職場や組合の健康保険に加入しない方を対象にした、市区町村が運用する健康保険です。対象となる方には、自営業の方や、パート・アルバイトの方などが含まれます。
2. 保険料について
所得割(世帯の所得に料率を掛けた額)と均等割(固定額に加入者数を掛けた額)を合わせた額を基本に決まる仕組みです。40歳以上の方は介護保険料も追加で支払います。
保険料については、国民健康保険の保険料のページで別途説明しています。
3. 加入届について
加入が必要になる時
国民健康保険への加入が必要になるケースの例
- 退職して職場の健康保険を外れるとき
- 収入が増えて扶養から外れるとき
- 加入する世帯で子どもが生まれたとき
- 他の市区町村から引っ越したとき(転入先で手続き)
手続きは、お住まいの市区町村の窓口や郵送などで行います。
手続きに必要なもの
- 本人確認書類
マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど - マイナンバーが確認できる書類
マイナンバーカード、通知カードなど - 加入の理由に応じた書類
「加入の理由に応じた書類」は、以下のようなものです。
- 職場の健康保険を外れる場合
資格喪失証明書または退職証明書 - 扶養から外れる場合
資格喪失証明書または扶養削除証明書 - 子どもが生まれた時
国民健康保険に加入中の家族の保険証 - 他の市区町村から転入した場合
転出証明書
詳細は、お住まいの市区町村のホームページなどをご確認ください。
4. 脱退届について
脱退が必要になる時
加入中の方が次のような場合に、脱退の手続きが必要です。
- 就職して職場の健康保険に加入するとき
- 他の健康保険に加入している家族の扶養に入るとき
手続きは、お住まいの市区町村の窓口や郵送などで行います。
手続きに必要なもの
- 本人確認書類
マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど - マイナンバーが確認できる書類
マイナンバーカード、通知カードなど - 国民健康保険の保険証
- 加入した健康保険の保険証
他の健康保険に加入または扶養に入った場合
詳細は、お住まいの市区町村のホームページなどをご確認ください。